名古屋大学医学部附属病院腎臓内科日記

当教室の後期研修医の日記も随時更新中です。

第2回医学部学生モンゴル研修

2016年8月22日から6日間の日程で、第2回医学部学生モンゴル研修に参加してきました。

昨年から始まった医学部学生の交流会で、夏に名大からモンゴル国立医科学大学(MNUMS)へ、冬にはMNUMSから名大へ学生・教官が訪れます。今回は学部学生、教員、大学院生合計8人で青空の国(Land of the Blue Sky)へ行ってきました。
MNUMSでの糖尿病についてのワークショップ、国立第3病院と地域病院の見学、草原への遠足など盛りだくさんでした。
国立第3病院では透析室、腎臓病棟、糖尿病外来、心臓カテーテル室などを見学しました。

モンゴル全土で透析コンソールは現在97台、300万人の人口にしては少なく待機患者が多いそうです。
しかし、昨年、医療保険制度が改正され、コストのかかる医療も保険適応となったため今後は広まってゆくようです。

地方の病院では塩茹でした肉をごちそうになりました。
“ギャートルズ”の様な肉です。
病院のキッチンを覗くと点滴棒を持った患者さんが肉塊を頬張っていました。
経口摂取可能なら点滴は不要ではないかと思いましたが、それだけモンゴル人にとって羊肉は日常的かつ特別なものなのだろうと考察しました。
肉と乳中心の伝統的な食生活も、近年では糖分たっぷりの炭酸飲料や輸入された食材などが加わり変化しつつあります。
蛋白、リン、脂質に糖が加わると疾病構成も複雑になるのではないかとモンゴルの今後を案じたりもします。
モンゴル研修

草原での乗馬、満点の星などなど、満喫した1週間でした。

大学院4年 狩谷哲芳
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