名古屋大学医学部附属病院腎臓内科日記

当教室の後期研修医の日記も随時更新中です。

第8回 日本RNAi研究会

8/31-9/2の3日間、広島で行われた第8回 日本RNAi研究会に参加、ポスター発表させていただきました。

RNAiとは聞き慣れませんが、日本語でRNA干渉とも言われ、DNAから転写されたメッセンジャーRNAが蛋白に翻訳される前に、そのRNAと相補的な配列を持った核酸等によって分解、若しくは翻訳が阻害される現象をさします。
最近では生体内で、一つの細胞内だけでなく、他の細胞で産生された核酸によって転写が制御されることもわかってきており、高校時代に生物で習った、1つの細胞内でのDNA→RNA→蛋白という流れが、それだけじゃないよ、という話になってきています。
こういった、将来教科書を書き換えるかもしれない現象にはワクワクしますね。

現在はRNAiの技術を用いて、遺伝子治療に応用する事が研究されています。
遺伝子治療というと、ハードルが高い様にも感じますが、科学は日進月歩。すでに一部臨床応用されている薬剤もありますが、必ずや再生治療とともに、普通に日常臨床で応用される日が来ると思います。

第8回RNAi研究会


そして、広島です。
自分にとっては今回、広島初上陸でした。今の広島は、日本で一番熱い町かも知れません。
そうです、広島カープによって、街全体が大盛り上がりでした。25年ぶりの優勝が目前とのことですが、前回の優勝は確か、自分が高校生の頃でした。当時は投手王国で、川口、大野、北別府、佐々岡を思い出しますが、特に佐々岡がすごかった印象です。
その後はむしろ、打つほうが目立ち、今の監督の緒方をはじめ、前田、野村、金本、江藤で、代打が町田といった国産打線は、雑誌Numberでも特集されていたことを思い出します。ただ、投手が弱かったのか、優勝は届かず。その後もいい選手はいるんだけど、勝てない時期が続いたと思います。そんな中でも、球場も新しくなり、熱烈な女性カープファンを指すカープ女子といった言葉が流行ったり、様々なイベントや、趣向をこらしたグッズなど、周りが支えた部分は多かったように思います。そして徐々にクライマックスシリーズにも出られるようになりました。昨年は黒田もメジャーから戻り、いよいよ優勝か、という所まで来ましたが、結局ダメでした。ダブルエースの前田は逆にメジャーに行ってしまい、かなり有力な情報筋からは、黒田も体がボロボロで引退確実という話を聞いていました。でも黒田は残りました。まさに男気ですね。そして今回の躍進です。広島ファンではないのにアレですが、重要な事は、この結果が一朝一夕で成し得たことではなく、ドラフト戦略を含め徐々に実力を蓄え、積み上げてきたもの、そして周りのサポートかなあと思います。ここまで来るのに、監督の選手起用に対するファンからの批判なども聞かれましたが、前向きな批評という事も大切かも知れません。
セリーグ優勝は目前として、是非日本一になってもらいたいものです。

 ちょっとだけ、カープの内容のほうが多くなってしまいましたが、そうです、RNAiでした。会場でもぼんやりしてたのか、研究会の写真を取ってくるよう司令があったのを忘れており、研究会がまさに終わったところの写真だけです。何を撮ったのだかわかりません。

文責;加藤
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