名古屋大学医学部附属病院腎臓内科日記

当教室の後期研修医の日記も随時更新中です。

第30回NNFPワークショップ

開催日:平成28年7月23日(土)~24日(日)
場 所:邦和セミナープラザ(名古屋市港区)

 さる7月23日、24日、スケートの鈴木明子選手ゆかりの邦和スポーツランドのお隣、邦和セミナープラザにて、名古屋腎臓専門医養成プログラム(NNFP)を開催いたしました。
 2002年から始まった本会も、今回で第30回を迎えました。夏冬二回あるプログラムの中で、夏の陣は、恒例の「泊まり込み電解質の勉強会」です。テーマは基本に立ち返り、NaとK異常についてでした。

 初日はいつも、酸塩基平衡の解読の解説から始めるのですが、今回は練習なしでいきなりの症例問題連発としました。教えるチュータも真剣、フェローも真剣で、あっという間に時間が過ぎました。若い先生からも、みんなの前で堂々と講義をする先輩は、カッコよく見えたのではないでしょうか。NNFP名物、三木祐介先生のマイクパフォーマンスも、いつもながら冴え渡っていたことは言うまでもありません。
 特別講演では、吉祥寺あさひ病院副院長の安田隆先生から、「カリウム代謝と高K血症」と題し、生理学的観点から、すぐ使える臨床的知識まで幅広くご教授頂きました。また今回はじめて、大同病院腎臓内科、志水英明先生より「低Na血症のみかた」をご講演いただきました。「低Naの全て」というタイトルでも良いのではないかと思えるほど、包括的かつわかりやすい内容で、他科からコンサルトの多い低Na血症の診察も、明日から自信を持って行えるようになったのではないでしょうか。
 夕食時には、昨年から始まった電解質クイズ大会を、今年も行いました。グループに分かれて相談しながら解答をしていく姿を見て、「天才クイズ」を思い出したのは、名古屋生まれ40代の筆者だけではないはずです。若いフェローの先生方は知らないでしょうね。

 2日目は少人数のグループに分かれて、症例検討を行いました。複雑なバックグラウンドを持つ患者さんへのアプローチを、それぞれの知識、経験を元に行っていきます。グループごとに意見の相違があり、それをディスカッションする姿は、これぞNNFPの醍醐味と思えるものでした。みなさんも色んな意見を聞いて、理解を深められたのではないでしょうか。

 最後にNNFPを終了した先生の表彰式、並びに今回は30回という区切りもあり、いつもNNFPを支えてくださる安田先生、三木先生、志水先生に、日頃の感謝の気持ちを込めて感謝状の贈呈をさせていただきました。 
第30回NNFP1
参加してくださった皆様、サポートいただいた皆様のお陰で、無事盛況のうちにNNFPをとり行うことが出来ました。
第30回NNFP2

次回第31回NNFPのテーマは「膠原病」です。
NNFPのメンバーも、本会の歴史にあぐらをかくことなく、どこかの野球チームではありませんが、「超変革」をスローガンに、頑張りたいと思います。

今後共、NNFPをよろしくお願いいたします。
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