テーマは夏恒例の「酸塩基平衡、電解質」で、1泊2日泊まりこみ、缶詰になってひたすら勉強です。
今回は2日間でのべ、90人近い出席をいただき、島根県、長野県、大阪府などの遠方からもお越しいただきました。参加の動機を伺ってみると、以前のNNFPの卒業生が、それぞれ各地域で活躍中との事で、その先輩先生から参加を勧められたそうです。いや、NNFPの輪がどんどん広がっていると思うと、感慨深いです。
今回も医師6年目の先生方に中心となってもらい、実際にあった症例を元に、作り話、やらせなしで症例へのアプローチをしてもらいました。
血ガスのデータの読みから、TTKGの計算など、様々なツールを駆使して、時には教科書通りとは行きませんが、そこは実際の症例。色々と考えられる、「理論通り行かない理由」を考えながら、皆で悩みました。
今回の特別レクチャーは、聖マリアンナ医科大学 横浜市西部病院 腎臓・高血圧内科部長 安田隆先生より、「カリウム代謝異常の捉え方とその背景」を。また中部ろうさい病院 リウマチ・膠原病科 副院長 藤田芳郎先生より、「低Na血症 高Na血症 輸液の基本的考え方」を、ご講演いただきました。
楽しく、印象的なスライドをもとに、基礎から応用まで、なぜ、どうしてを、やさしく説明いただきました。講演の後は、先生を中心にフェローの輪が出来て、質問会になってしまいました。
ご講演いただいた、安田先生、藤田先生には、大変有意義なレクチャーをいただき、この場を借りて、感謝申し上げたいと思います。
さて、次回の第25回NNFPは、平成26年1月19日にとり行われる予定です。どんな内容となるか、乞うご期待です。
文責;加藤


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