名古屋大学医学部附属病院腎臓内科日記

当教室の後期研修医の日記も随時更新中です。

第23回 NNFP

去る1月20日、腎臓内科の若手フェローを対象とした、恒例の勉強会、NNFPが開催されました。
今回でもう第23回。第一回にフェローとして参加させてもらった自分としては、ずっと先輩、それから後輩が繋げてきて、そんなに続いてきたんだという感じで、感慨深い物があります。テーマは、「慢性腎臓病(CKD)と高血圧」という、少し掘り下げたテーマです。
各名大関連病院に勤務されている、卒後6年目の先生を中心に、チューターグループを結成し、9月からこの日のために、準備して来ました。

今回、明日からの診療に役立つように、一つ一つの症例に、先輩から後輩へのメッセージを付けました。
Q and Aを担当した河島先生からは、「利尿剤、RAS阻害剤使用の前に、十分な事前評価を」と。症例を担当した、狩谷先生からは「初診の高血圧患者さん診察時に、アルドステロン症を疑うように」、森先生からは悪性高血圧の症例をもとに、「拡張期圧にも目を向けて」、大山先生からは、「必ずしも血圧上昇しない、強皮症性腎クリーゼ」と、それぞれ金言をいただきました。
講演会では、大阪市立総合医療センター、今西政仁先生から、「腎血管性高血圧の基礎と臨床」のご講演をいただきました。腎血管性高血圧は、なかなか診断に苦渋する事が多いのですが、実際の事例を踏まえて、わかりやすくご説明いただき、フェローからも好評でした。そして中山寺いまいクリニック、今井圓裕先生からは、「CKD患者の血圧管理 どこまで下げるか 何を使うか」と題しまして、臨床に役立つ実践的な内容に加え、ガイドライン作成の裏話もお聞かせいただき、腎臓内科医としては大変興味深かったです。

通常NNFPでは、夏がBasicコース、冬はAdvanceコースで、今回は基礎から一歩進んだ、各論的な内容でした。1年目、2年目のフェローに皆さんは、少し難しいところもあったかと思います。ただ、気づけば卒後10年を過ぎたロートル選手の私としましては、今回の先生役、チューターのみなさんが、とても優秀で頼もしく映りました。若手のフェローの先生が、数年我々と一緒に勉強していけば、彼らのような「出来る医師」になれると感じ取ってもらえたら、嬉しいです。

さて次回のNNFPは、7月27日、28日と二日間みっちりと、みんな大好きな(?)「水、電解質」をテーマに予定しています。ふるってご参加ください。
(文責;加藤)


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新年会

新年明けましておめでとうございます。

写真は2013年1月4日に行われた新年会の様子です。

今年も1年よろしくお願い致します!!

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